成無己 撰/雨宮良三 意釈
A5判/214頁
※発行:創医会
(お取り寄せに数日いただく場合がございます)
『傷寒論』の解説書は多く出版されているが、弁脈法・平脈法・傷寒例・弁痓湿暍脈証にまで解説しているものは決して多くはない。本書は、『傷寒論』の解説書として不動の地位にある『注解傷寒論』を取り上げ、その弁脈法・平脈法・傷寒例・弁痓湿暍脈証を意訳したものである。
成無己は、宋・金時代の聊摂(今の山東省聊城西)の人。1064年頃の生まれ。後に聊摂の地で金兵に捕らわれ、金人となる。古典医学書、特に張仲景の『傷寒論』に傾倒し、『内経』『難経』などを参考に『傷寒論』に全面的な注釈を加えて『注解傷寒論』を著す。弁脈法・平脈法・痙湿暍脈証篇から三陰三陽病篇と陰陽易差後労復病篇、および可不可の諸篇にわたり注釈を加えたものとして、『注解傷寒論』はおそらく最初の、
少なくとも現存している中では最古の文献である。
『傷寒論』の注釈書は、日本、中国ともに、古来より現代に至るまで極めて多いが、三陰三陽病篇に較べ、弁脈法・平脈法・傷寒例・痙湿暍脈証篇は軽んじられる傾向にある。それ故、本書は、『注解傷寒論』の内のその四篇のみを取り上げた。
各条文に於いては、先ず『傷寒論』の条文を「原文」として太宇で、そして、それに続けて成無己の注解を記した。その後にそれぞれを意訳したが、翻訳では無く意訳にしたのは、原典の意図を正確に伝えたいが為である。(まえがきより)
A5判/214頁
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『傷寒論』の解説書は多く出版されているが、弁脈法・平脈法・傷寒例・弁痓湿暍脈証にまで解説しているものは決して多くはない。本書は、『傷寒論』の解説書として不動の地位にある『注解傷寒論』を取り上げ、その弁脈法・平脈法・傷寒例・弁痓湿暍脈証を意訳したものである。
成無己は、宋・金時代の聊摂(今の山東省聊城西)の人。1064年頃の生まれ。後に聊摂の地で金兵に捕らわれ、金人となる。古典医学書、特に張仲景の『傷寒論』に傾倒し、『内経』『難経』などを参考に『傷寒論』に全面的な注釈を加えて『注解傷寒論』を著す。弁脈法・平脈法・痙湿暍脈証篇から三陰三陽病篇と陰陽易差後労復病篇、および可不可の諸篇にわたり注釈を加えたものとして、『注解傷寒論』はおそらく最初の、
少なくとも現存している中では最古の文献である。
『傷寒論』の注釈書は、日本、中国ともに、古来より現代に至るまで極めて多いが、三陰三陽病篇に較べ、弁脈法・平脈法・傷寒例・痙湿暍脈証篇は軽んじられる傾向にある。それ故、本書は、『注解傷寒論』の内のその四篇のみを取り上げた。
各条文に於いては、先ず『傷寒論』の条文を「原文」として太宇で、そして、それに続けて成無己の注解を記した。その後にそれぞれを意訳したが、翻訳では無く意訳にしたのは、原典の意図を正確に伝えたいが為である。(まえがきより)
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