漢方医学の羅針盤 医学三字経

定価 4,950円(税込)
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陳修園 著/創医会学術部 訳編著
B5判/160頁
※発行:創医会
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陳修園の著作で、四小経典の一つ。医学源流、内科、婦科、児科などの症状、診断治療を歌訣形式でまとめ、注釈を加えている。また、常用方の解説も加えている。

 「医学三字経」は「医学源流」から始まります。これは、著者陳修園の生きた清の中期までの医学史で、漢方医学史上重要と思われる人物のほとんどが、すでにここに登場しています。続いて中風、虚労、咳嗽、そして傷寒瘟疫、婦人、小児と24の科目を設け、それらの病の基本的な考え方および治療方法を述べています。更に各科に用いられている処方を解説し、巻末で陳修園医学の根底を為す理論が述べられています。
 この書は、日本漢方でも馴染みの深い《傷寒論》と《金匱要略》をその中心に置き、その上で理論と治法を構築しているもので、その内容は極めて高く、しかも漢方医学を学ぶ上で必要不可欠な基礎知識が身に着く、当に理想的な入門書と言えます。
 そのような理由から、私たちはこの「医学三字経」を採りあげ、その翻訳を致しました。この書が、初学者にとつてはこの上ない良き羅針盤となりますよう、また、すでに漢方医学の道を歩んでいる人にとっては、それが高き頂きへと通ずる道であると確認できるような道標となりますよう、心から祈っております。(まえがきより)

[陳修園について]
名は念祖(1753〜1823年)、字は修園、号は良有(良友)または慎修。福建省長楽渓眉村出身。
幼児期より祖父の陳居廊に五経や歴史を学び、長じて名医蔡宗玉に師事し医家となる。
その間、科挙に合格しなかったものの勉学に励んで官吏となり、張仲景に追従するかのように半官半医の道を歩む。
陳修園の医学は内経・神農本草経・傷寒論・金匱要略に則するもので、とりわけ傷寒論の重要性を唱えたことから傷寒学派に属すると言われる。
著作としては『医学実在易』『時方歌訣』『時方妙用』『医学従衆録』『神農本草経読』『景岳新方砭』『女科要旨』『金匱方歌訣』『傷寒真方歌訣』『長沙方歌訣』『傷寒医訣串解』『十薬神書注解』など、また古典の注釈としては『霊素集注節要』『傷寒論浅注』『金匱要略浅注』などがある。

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