一家の大黒柱が脳梗塞で倒れるという危機に際し、
自身の薬学の素養を生かして古今東西の医学薬学の智恵を果敢に取り入れて病気と必死に闘い、
見事に夫を社会復帰させるまでを綴った本。
同じような悩みを持つ人に、闘病への意欲と智恵を与えてくれるはずです。

〈目次〉
第1章　夫の腎不全、脳梗塞克服記
1.ある日突然、夫が腎不全に
2.今度は脳梗塞に見舞われる
3.なぜ夫は病気になったか
4.夫のために漢方専門薬局を開局
5.脳梗塞から脱した夫とのフルムーン

第2章　脳卒中の後遺症を独参湯で治す
1.脳梗塞後遺症に苦しむ夫に服用させた独参湯
2.体力の限界に挑むため信州へドライブ
3.紅蔘の効き目
4.生薬のこと

第3章　高血圧という病気
1.高血圧とはどんな病気
2.なぜ血圧は上がったり下がったりするのか
3.高血圧になったらどんな検査をするか
4.血圧が高いといわれたら
5.血圧降下剤の副作用について
6.高血圧の根本療法とは

第4章　コレステロールの常識
1.善玉コレステロールと悪玉コレステロール
2.コレステロールの働き

第5章　動脈硬化という病気
1.なぜ動脈硬化が起きるか
2.動脈硬化の予防

第6章　心臓の病気について
1.こわい狭心症
2.狭心症から身を守る
3.狭心症が助かった
4.心臓病は恐ろしい

第7章　脳卒中を防ぐために
1.脳卒中とは
2.脳卒中の前ぶれ
3.脳卒中の発作後の注意
4.脳卒中の予防
5.いつまでも若く過ごすために

付記　薬の副作用
1.薬づけは“毒”
2.徐々に進行する病気は副作用のない方法で