「明治に生まれ、大正・昭和を通して、独往自在、紬の羽織袴に朴歯の下駄をはき、
自らの信ずる道を歩きつづけた野口晴哉という人の、
その日常生活に於ける言行を私が書きとめておきたいと思ったのは、
今の世の中で見失われている人間の最も大切な何かが、そこにあるからであった」
(序文より)
本書は、本質的に孤高の人であった野口晴哉の夫人であり、真の理解者でもある著者が、
折りにふれて書き記した回想の記。
著者は、野口晴哉との対話の数々を正確な筆致で綴りながら、幼年期から晩年期に至るまでの、
それぞれの時代を悠然と闊歩する野口晴哉像を見事に描出しています。
夫人としての哀歓のまなざしと弟子としての厳しい思索が混然融和して、
類稀な情緒を醸し出す本書から、
読者は我々の時代が見失っていた大切な何かを見い出すでしょう。
※発行:全生社
自らの信ずる道を歩きつづけた野口晴哉という人の、
その日常生活に於ける言行を私が書きとめておきたいと思ったのは、
今の世の中で見失われている人間の最も大切な何かが、そこにあるからであった」
(序文より)
本書は、本質的に孤高の人であった野口晴哉の夫人であり、真の理解者でもある著者が、
折りにふれて書き記した回想の記。
著者は、野口晴哉との対話の数々を正確な筆致で綴りながら、幼年期から晩年期に至るまでの、
それぞれの時代を悠然と闊歩する野口晴哉像を見事に描出しています。
夫人としての哀歓のまなざしと弟子としての厳しい思索が混然融和して、
類稀な情緒を醸し出す本書から、
読者は我々の時代が見失っていた大切な何かを見い出すでしょう。
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