『康平傷寒論』とは大塚敬節先生が昭和11年に世に出された『傷寒論』の一書。原文と後世加えられた部分の判別が容易で傷寒論の原型を窺うことができる。本書は原文を読み解きながら、読み、解釈のみならず著者長年の臨床経験に基づくコメントを逐次加えた傷寒論研究の決定版である。初学者にも臨床家にも有用な必読書である。
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